義理の叔父が入院。独り身の親戚を遠くから支えるということ
独り身の義理の叔父が突然入院。遠距離・仕事・立場の壁——やりたいけどできないもどかしさと、実際にやったことをリアルに書きます。
突然の知らせから始まった
義理の叔父が怪我をして入院した、と連絡が来たのは、何でもない普通の日のことでした。
独り身で、離れた場所に住んでいる叔父。すぐに駆けつけたくても、距離がある。仕事もある。「今すぐ行きます」とは言えない現実がそこにありました。
日帰りを、月に何度も繰り返す
入院の手続き、役所への届け出、保険証の確認——やることは思った以上に多くて、仕事の合間を縫って日帰りで行き来する日が続きました。
月に何度も。往復の移動だけで一日が終わる。体力的にも、金銭的にも、じわじわ消耗していきます。
「大変ですね」と言われるけれど、正直なところ、大変なのは当たり前すぎて感覚が麻痺してくる感じがしました。
数ヶ月後、今度は転院の問題
病院には入院できる期間の上限があります。リハビリが必要な場合、転院先を自分たちで探さなければなりません。
リハビリ病院、療養型の施設……どこが受け入れてくれるのか、費用はどうなのか、手続きは誰がするのか。
「次の病院どうしますか」と言われても、右も左もわからない状態で決断を迫られる感覚は、かなりきつかったです。
お金の話を、私からは切り出せない
一番もどかしかったのが、お金のこと。
叔父のお金の管理、保険証の場所、通帳はどこにあるのか——本人が入院中で動けない中、誰かが把握しなければなりません。
でも義理の叔父なので、私からは直接踏み込めない。「それは夫から聞いてもらわないと」という場面が何度もありました。
夫に「こういうこと確認してほしい」と頼んでも、男性特有なのか、細かいところが抜けていたり、後回しになったり。そのたびに「私がやった方が早いのに」とモヤモヤする。
でも、やれない。立場があるから。
この「やりたいけどできない」もどかしさは、義理家族の介護ならではだと思います。
出費と予定のやりくりは、地味にきつい
交通費、現地でのこまごました費用、急に休んだ分の仕事の調整。
大きな出費ではないけれど、積み重なっていく。予定を合わせるのが難しくて、「また来週行かなきゃ」と気持ちがずっと落ち着かない状態が続きます。
やって気づいたこと
独り身の身内がいる場合、元気なうちに「何かあったとき誰に連絡するか」「保険証や通帳はどこにあるか」だけでも確認しておけば、緊急時の動きがかなり違います。
私自身、今回のことで「終活って、本人だけの問題じゃないんだ」と実感しました。
周りの家族が動けるように、準備しておくこと——それ自体が、大切な思いやりなのかもしれません。
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