義理の両親のこれから。動くのは長男夫婦なのに、話は妹へいく。
お墓、実家、書類の管理——何も決まっていないのに踏み込めない。嫁という立場で感じる見えない壁と、それでも今できることを書きました。
「何かあれば連絡する」——その相手は、私たちではなかった
義理の母と父のことが、少しずつ気になり始めています。
年齢のこと、体のこと、実家のこと、お墓のこと。
「そろそろ考えておかないといけないな」と思っているのに、いざという時の連絡先は、夫の妹のところへいきます。
長男夫婦である私たちではなく。
妹さんのことは嫌いじゃない。でも、「かわいがっている子に知らせたい」という気持ちはわかりつつ、実際に動くのは私たちなんだよな……という現実が、静かにのしかかってきます。
実家には、誰も把握していないものがある
お墓はどこの管理か。
家の名義は誰か。
必要な書類はどこにあるのか。
聞きたいことは山ほどあるけれど、踏み込めない。
「嫁がそんなこと聞くの?」という空気が怖くて、言えない。
実家の手入れも、正直なところ手が回っていない。
庭の草、雨漏りの跡、古くなった設備——気になるけれど、「私が動いていいのかな」という迷いで止まってしまう。
結婚するとき、覚悟はしていた。でも……
結婚するとき、「ご両親のことは一緒に考えていきます」と思っていました。
それは今も変わらない気持ちです。
ただ、ご両親がどう考えているのかが、見えない。
老後はどうしたいのか。
家はどうするつもりなのか。
子どもたちに何を望んでいるのか。
直接聞いたことはないし、話してくれることもない。
夫を通して聞いても「まだ元気だから」と流されてしまう。
この「わからない」が、一番しんどいかもしれません。
嫁には、入れない領域がある
夫の実家のことで、私が「こうした方がいい」と思っても、最終的には夫の家族の話です。
書類のことを聞けば「なんでそんなこと聞くの」と思われそう。
お墓の話を出せば「縁起でもない」と言われそう。
実家の整理を提案すれば「もう捨てたいの?」と取られそう。
どこまで踏み込んでいいのか、いつも測りながら動いています。
動きたい気持ちはある。でも、嫁という立場が、見えない壁を作っている。
それでも、今できることをしておこうと思う
正直なところ、まだ答えは出ていません。
ただ、このまま何も決まらないまま「その時」を迎えるのは、全員がつらい。
だから最近、夫に少しずつ話すようにしています。
「お父さんお母さん、老後どうしたいか聞いたことある?」
「お墓、誰が管理するか知ってる?」
夫婦で共有しておくだけでも、いざという時の動き方が変わるんじゃないかと思っています。
嫁の私には入れない領域がある。
でも、夫を動かすことならできる。
それが今の私にできる、精一杯の関わり方なのかもしれません。
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